【The LDH Times】劇団EXILE・青柳翔のありのまま 充実の俳優業と危機感の私生活

 劇団EXILEのメンバーで俳優の青柳翔(38)が“充実期”を迎えている。主演映画「セフレの品格」(前編7月21日、後編8月4日公開)、7月期の日本テレビ系ドラマ「CODE-願いの代償-」(7月2日スタート。日曜、後10・30)の他、9月に舞台が待機。次々に仕事が舞い込み、俳優として年輪を重ねている。一方の私生活は「充実」とは言えないようで-。ありのままの自分を語ってもらった。

  ◇  ◇

 -映画「セフレの品格」では官能的なシーンに挑戦。役作りはどう行っていったのか。

 「漫画原作はきれいな素晴らしい原作なので、それに近づけるのは俺に不可能であると思い、自分の持っている物をプラスした方がいいかなと思いながら演じました。(官能的なシーンは)単純に相手役の方を美しく見せるように心がけていました。そこが一番。セフレという言葉自体がすごく難しい言葉。この映画は『セフレ』という言葉は使われてはいますが、美しくてはかない物語です」

 -主人公のセフレとなる役どころだが、役に共感できた部分はあるか。セフレという関係性は理解できるか?

 「異性問わずあまり友好関係を広くする方ではないので、そういう面では共感できる部分はあった。セフレというのは個々の関係性にもよると思っています。何かの事情があったり、その二人の心が満たされていたりするのであれば、犯罪ではない限り、僕自身はOKだと思います」

 -ドラマ、映画、舞台と役が舞い込む。年々演技の幅が広がっている実感はあるか。

 「演技の幅が広がっているなという実感は全然ないです。自分に足りない物は、狭い範囲で芝居してしまうということですね。安パイ安パイに行ってしまうというか。そういう所に閉じこもっているのが自分が成長できていない部分だと思う。周りから評価されるのはうれしいけれど、なるべく自分の点数は自分で付けようとしている。結局あまのじゃくなんですよね(笑)」

 -劇団EXILEにも所属。俳優としての将来のビジョンは。

 「個人的に明確なビジョンはないです。作品ごとで悩み方も違います。ただ一回終わってみて本当にこれでいいのかという疑問を持つようにしたい。(やりたい役や作品は)ないです!いただいた物を一つずつ丁寧にやりたいと思っています。テンションを保ちつつ。純粋に作品ごとに成長したなと思ってもらえる姿を見てもらえたら。(劇団は)多方面で活躍している人もいる。個々の能力を違う場所で磨いて、劇団で皆さんに楽しんでもらえる作品が届けられたらうれしい」

 -私生活で今一番ハマっていることは?

 「ようやく飲みに行ける機会が増えて、誰かと飲むのはやっぱり楽しいなと思っています。ずっと我慢してきたので…今キテます。(飲み会では)自分はまずはビールで乾杯。次にハイボールに行きますね。ここ最近も夜深くまで飲むことがありました。劇団EXILEで最近飲みに行ったのは、小澤(雄太)ですね。小澤が舞台稽古をしたみたいで『俺何も言われない(指導されない)んだよね。大丈夫かな』と不安がっていて。単純に『いや、大丈夫じゃないね』と返した」

 -家ではどう過ごす?

 「僕本当に家で何もできないんですよ。洗濯できない。掃除できない。料理できない。家事全般何もできないです。ゴミを出さないように何もしない。基本外食にしている。料理しなければ汚れないですから。キッチンのコンロ…全然回していない。いつ使ったのか分からないくらい料理していない。でも人の家だとできる。人の家は飲み散らかしたりしない。自分の家でよくお酒を飲むけど、飲み散らかして放置。どうにかしないといけないなという危機感?ありますよ?もちろんあります。う~ん…。(解決策は)家事が好きな女性を見つける…ですかね(笑)」

 ◆青柳翔(あおやぎ・しょう)1985年4月12日生まれ、北海道出身。06年、「VOCAL BATTLE AUDITION」参加。2次審査で落選するが、俳優の道に進む。09年1月、舞台「あたっくNo.1」で俳優デビュー。同年8月、劇団EXILEに加入。16年、歌手デビュー。代表作は「今際の国のアリス」「たたら侍」「HiGH&LOW」など。身長183センチ。血液型A。特技はサッカー。趣味は釣りとキャンプ。

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