覚醒剤逮捕の清水良太郎 再就職の運送会社から突然の契約解除→命考えるまで追いつめられ清水アキラに「ありがとう」も
モノマネタレント清水アキラの息子で、2017年に覚醒剤取締法違反で逮捕、有罪となったタレント、清水良太郎が24日配信のYouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」に出演。昨年、無職になり、ギリギリまで追い詰められていたことを告白した。
有罪判決を受けたあと、知人の知人に紹介され、運送会社に就職。引っ越しなどの業務にあたっていた。「給料もやったらやっただけ、もらえるというので、毎日仕事して、結構生活できるくらいのお金が稼げるようになって、社員も増やしていた」と順調だったという。
しかし、昨年3月、会社は親会社から突然、契約解除されたという。良太郎は「もう不当解雇って言いたいくらいの。うちの100%の売り上げ、そちらなんですよ。お宅に切られたら仕事ゼロですよ。それをバツンと切られて、僕の人生、バーン(真っ逆さまに急降下)って感じです」と当時を振り返った。
その後、現在のYouTubeなどの活動を発案する昨年8月まで「5カ月間、もう本当に死のうかなと思っていました」と告白した。廃品回収車、ゴキブリの駆除などの仕事に就くことも検討したが、うまく行かず。
ある日、ついに自ら命を絶つことを決め、「もう死ぬ。ありがとうね」と父にも連絡したという。「飛び降りちゃおうかなって、三浦半島の三崎口まで行こうと思ったんだけど、なぜか日和って川崎駅に行った。そこで路上ライブをしている少年2人組を見て『これだ!これやるしかない!』と思った」と路上ライブを行うことを思いついたという。
その足で、川崎のカラオケルームで歌い、心配した父には安心させるために、カラオケルームのレシートの写真を送り「大丈夫だから」と連絡したという。
店から出ると入り口に清水が迎えに来ていた。帰りの車で良太郎が泣きじゃくりながら父に「路上ライブをやろうかな」と相談すると、「いいじゃん!やれよ!いいんだよ、ゆっくりで。一歩一歩で」と応援してくれ、現在はYouTubeで歌やモノマネを披露して、再起を志している。