俳優の北村匠海（２５）が１日、都内で行われた映画「東京リベンジャーズ２　血のハロウィン編－決戦－」の公開記念舞台あいさつに登壇した。

　６月１６日に大麻取締法違反の容疑で逮捕された永山絢斗容疑者が主要キャラを演じており、公開が危ぶまれていた。人気コミックを原作にした劇場版二部作の後編。公開２週間前に起きた騒動を乗り越えての封切りに、北村は「正直どうなるかわからなかったです、公開は」とぶっちゃけた。

　公開決定後にはプロデューサーに「例え自分１人でも舞台あいさつをしたい」と伝えたという。過去にも主演映画「とんかつＤＪアゲ太郎」の公開直前に出演者が逮捕され、公開危機に直面したことがある北村は「自分を恨むような時間もあったんですけど、公開を待ってくれる人がすべてで、この映画を純粋に見てほしいという思いで今日までやってこれたと思います」と実感を込めた。

　結果的に壇上には監督と豪華キャスト陣１１人がずらり。満席の会場を見渡し「やっぱり公開できたことが、ありがとうございます。みなさんのおかげです、という思いです。そして、これだけの仲間が一緒に立ってくれました。とっても熱い思いです」と感謝の言葉が続いた。