和田正人 若年性認知症への恐怖感も芽生え「自分もいつか」 主演映画舞台あいさつ

 俳優・和田正人が1日、都内で行われた主演映画「オレンジ・ランプ」公開記念舞台あいさつに、W主演の女優・貫地谷しほりらと出席した。

 同映画は若年性認知症をテーマに扱い、和田は実在する丹野智文さんを演じる。和田は39歳の若さで認知症の診断をされた丹野さんと実際に会って話を聞いたと明かし「お話をどこまで聞いていいのか不安はあったんですが、とても明るい人で背中を押していただきました」と明かした。

 和田は認知症への知識を深めるにつれて「自分もいつかという恐怖感も芽生えてきたりもしたんですが」と話しながら「認知症と闘っている丹野さんという人のこと皆さんにお伝えできたら」と話した。

 貫地谷は丹野さんの妻を演じる。この日の舞台あいさつには共演の赤井英和、中尾ミエ、三原光尋監督も出席した。

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