「どうする家康」信長はツンデレか冷徹か「何が良かった?」瀬名への反応にファンもグラグラ
NHK大河ドラマ「どうする家康」は2日に第25回「はるかに遠い夢」が放送された。徳川家康(松本潤)の正室・瀬名(有村架純)と嫡男・信康(細田佳央太)が命を落とす結果となる悲劇「築山殿事件」(1579年)が描かれた。
瀬名と信康は戦のない世を夢見て、織田信長(岡田准一)に隠れて武田、北条らと密約をかわす。しかし、体制が整う前に計画は露見してしまった。家康は、瀬名と信康の身代わりを逃がすことで信長の目を欺こうとしたが、瀬名も信康も受け入れなかった。
徳川を監視する役目を担っていた佐久間信盛(立川談春)は、瀬名と信康の処分を信長に報告し「これで徳川殿とわれらの結びつきは、より強固なものになりましょう」と説明。「良かった…良かった」としみじみと頭を下げた。しかし、信長は「良かった…何が良かった!あぁ?」と佐久間を詰問。言葉を失う佐久間に「二度と顔を見せるな」と冷徹に言い放った。
史実では信長の命令で築山殿と信康は処刑されたとされるが、「-家康」では信長が命じる場面は無かった。同作では、信長は幼いころから家康に厳しく接しているが、冷たいだけではなく、育てているような“ツンデレ”な部分も見て取れる。
ネットは「信長が人が自害して良かったって言われた時に『何が良かっただ?』って怒ってくれたの、なんかちょっとよかった。」「今回、織田信長が”信康”と”瀬名”の処分を徳川家康に任せたのは、”上手く誤魔化せよ”ってことだったのですね?」「信長の心は解りにくいですが その意気を汲んでくれたのか…」と信長の心の底を読み取る声もあった。一方で、瀬名と信康が命を落とす原因は信長ということもあり「『どうする家康』は『ひどいよ信長』にタイトル変えた方がいいって親が言ってた。」としっかりクレームもあった。
劇中で瀬名を介錯(かいしゃく)した女大鼠役の松本まりかは、3日に自身のSNSに衣装姿の有村との2ショットを掲載。「出逢えて良かった 瀬名に架純さんに 大鼠もわたしも」と思い入れたっぷりにコメントしている。