安達祐実 心も体も「女として目覚めた」10代後半は「罪の意識」で葛藤 「自分に何の価値が」と思い詰めた、とも
女優・安達祐実(41)が2日、MBS・TBS系で放送された「情熱大陸」に出演。2歳で芸能界デビューし、世間の「子役」のイメージとのギャップに苦しんだことを明かした。
13歳で演じた「家なき子」で大ブレーク。16歳で「ガラスの仮面」に主演するなど、名子役、国民的子役と言われた安達。しかし、「10代後半は難しかったです。自分の中の心の成長とイメージがすごくかけ離れちゃって、つらかった」という。
子役として大成功したがゆえに、20代が近づくにつれ、仕事が減っていく。「それをまだ未熟な自分では受け入れられない。仕事をしない自分に何の価値があるのか」とさえ思いつめ、「仕事がなくなったら“死”を宣告されたようなもの。命にかかわっちゃう、そういう思いつめ方してた。本当に焦った、やばい、やばい、と」。
10代後半は「心が女になっていく、女性として目覚めていく時期」でもあった。一方で、「子役というイメージがあるから、女であっちゃいけない。女である部分をみんな見たくないと思うし、見せちゃいけない、そういう存在だったから」と懸命に、心と体が女に変わっていくのに抗い、葛藤に苦しんだという。
「体も含めて女性っぽくなっていくし、好きな人もできるし、性的にも目覚めていく。だから常に、良くないことをしている、良くない自分になっていく罪の意識みたいなものがありつつ。でも自然なこと、って頭では分かってるから。イメージに反発する気持ちもありつつ、そういう葛藤の中にいた感じがしますね」と赤裸々に振り返った。