女優・伊藤沙莉（２９）が８日、大阪市のシネ・リーブル梅田で主演映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」（公開中）の舞台あいさつを行った。

　新宿・歌舞伎町を舞台に、バーのママで裏の顔は探偵という役どころ。「私、声のこともあって、ずっと、チーママ感が強い、って言われてたので、やっとママになれたな、というのもありますし、探偵もなかなかなれない職業なので、うれしいです」と少しハスキーな低い特徴的な声であいさつ。撮影は２１年末に歌舞伎町などで行われ、「（歌舞伎町は）自分でもよく飲んでたので、これでより思い入れができました」と笑った。

　２０２４年度前期のＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」のヒロインを務めることが決定している伊藤。テレビ朝日系で放送中のドラマ「シッコウ！！～犬と私と執行官～」（火曜、後９・００）に主演し、現在、大阪・新歌舞伎座で上演中の舞台「パラサイト」（１７日まで）に出演中と、超多忙な日々。大阪に来ると、「必ず、コレしてた」と両手を広げたポーズを披露して道頓堀のグリコ前で記念撮影をしていることを明かし、「去年やったんで、家族で。今、舞台やってるんで、舞台の人たちとグリコ（ポーズ）やりたいです。アップデートを」とキラキラとした笑顔を見せていた。