オンライン予備校「ただよび」破産で講師告白「明らかに人災」「違法なパワハラ加害者」存在「億を失った人も」
スマホやパソコンによるオンライン予備校「ただよび」が破産手続きを開始したことを6日、公式HPなどで発表した。
ただよび現代文科チーフの宗慶二講師は8日にブログを更新。「しかしこの顛末は明らかに『人災』です」とつづった。
「ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、『ただよび』運営会社が破産することになりました。」と書き出し、「僕は『ただよび』企画に最初期から関わって、そこから破産の瞬間までの、全過程の近くにいた(思えば驚くべきことですが)ただ一人の講師です」とした。
宗氏は、「完全に違法なパワハラ加害者であったり、自分本位な撹乱者であったり、そうとは知らず怪物を招き入れてしまった者だったり、イエスマンとして保身するばかりで事を深刻化させる者がいたり…こうした人物たちは、『ただよび』に最初から関わっていた人間のなかにも、途中から参加した者のなかにもいました」と記した。
その上で「『ただよび』がビジネスモデルとして実験的な企画であったのは確かです。しかしこの顛末は明らかに『人災』です」と断定した。
また、YouTuber英語講師として人気の森田鉄也氏は出資者の一人。7日に自身のチャンネルで出資額が「200万円ちょっと」と語り、出資者の中には「数千万から億を失った人もいる」と語った。
運営側がさまざまな事業に手を出し、「すべて失敗し、にっちもさっちもいかなくなった」と話した。