山下達郎 松尾潔氏の退社理由「臆測に基づく一方的な話をしたこと」も「ほかにもある」ジャニー氏への尊敬も語る
シンガー・ソングライターの山下達郎(70)が9日、TOKYO FM「山下達郎サンデー・ソングブック」に出演。音楽プロデューサーの松尾潔氏(55)が山下も所属する芸能事務所スマイルカンパニーのマネジメント契約が解除となった件についてコメントした。
山下は挨拶と全国ツアーの開幕について語ったあと「いろいろご報告したいことがございます」とコメント。番組中盤で、松尾氏とは「顧問料をいただく関係で所属アーティストではないため、解雇ではない」と説明。また処遇に関しては「事務所の社長の判断にゆだねた」とした。
理由に関しては、ジャニー喜多川氏の性加害の問題に対して、「臆測にもとづく一方的な話をしたことが原因の一つ」であるとは認めた。その一方で、「他にもいろいろある」とした。ただし、詳細は語らなかった。
ジャニー喜多川氏への尊敬の念なども語り、性加害問題については「許しがたい」としながら、「私にとっては素晴らしいタレントとのご縁とご恩」と分離して考えていることを明かした。
松尾氏は1日にツイッターに「5年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と記述。「私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」とつぶやいた。
スマイル社は5日に公式サイトで、松尾氏および松尾氏の個人事務所との業務委託契約が「6月30日をもって双方の合意により終了しました」と発表していた。
スマイル社の元社長は、ジャニーズ事務所でも幹部を務めていた小杉理宇造氏で、山下や妻の竹内まりやもジャニーズや創業一族との関わりが深いとされる。