パックン マイナ返納は「パフォーマンス」「日本はノーミス主義過ぎる」山口真由氏も同意「デジ化遅れる」
パックンこと米国人タレントのパトリック・ハーランが9日、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演。システム不備が多いことからマイナンバーカードに返納が相次いでいることについて「パフォーマンスですね」とぶった斬った。
司会の阿川佐和子が「返納は意味が無い?一揆だという声もあるけど」と聞くと、「抗議行動ですね。でも次に住民票が必要なときに役所にとりに行かなくちゃいけない。コンビニで済むのに。マイナカードあれば、結構便利になってきてるんですよ」と冷めた口調で話した。
「今は制度移行するのにさまざまなミスが起きているけど、日本はノーミス主義が高まり過ぎている」と続けた。この発言に国際弁護士の山口真由氏も「そう思います」と同意した。
「健康保険とひも付けするというのは、どこかで最終的に人が絡む。マイナンバーって現在、9730万枚配られている。全部ミスなくやるのは難しい。アメリカとか海外でもミスはあるけど、そのたびに訂正していけば、よりよいシステムになっていく。全部ちゃんとならないとダメというと日本のデジタルは遅れていく」と話した。