大河「家康」武田勝頼に涙 高潔に散る、最後に兵に「礼を申す!」 愚将に非ず「凄い将」「最高の勝頼」「気高く格好良い」
NHK大河ドラマ「どうする家康」は9日に第26回「ぶらり富士遊覧」が放送された。6月に本能寺の変が勃発した1582年の春、織田・徳川による甲州征伐が描かれ、最強武田が滅亡した。
武田勝頼(眞栄田郷敦)は、重臣穴山梅雪(田辺誠一)の心の中を見通したように「行きたい者はどこへでも行くがよい。止めはせん」と伝えた。
追い込まれた天目山で、家臣らに「おぬしらは逃げよ。ここまでついて来てくれて礼を申す!」と頭をさげた。最後は従った40人ばかりの供とともに、「ここを死に場所と決めた。武田の名を惜しめ!我こそは武田四郎勝頼である」と叫び、高潔に散った。
これまで愚将として描かれることもあった勝頼は、今作では武勇に秀でた強すぎる大将として描かれたが、運に恵まれなかった。
ネット上では「勝頼の最期がよかった」「儚げで慈愛に満ちた眼差しが 痛々しくもあり カッコ良かった」「『誇り高き武田信玄の最高傑作武田四郎勝頼』で散っていくの最高だったな」「泣いた。いい勝頼でした」「最期まで気高くかっこよかった」「なんだかんだ凄い将だったんだな」「最高の武田勝頼」「勝頼が一番良い将に見える件」と反応する投稿が相次いだ。
穴山梅雪は離反には、梅雪なりの思いがあったのか、武田滅亡後、勝頼の首級と対面し、痛ましそうに目をつぶった。