ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」は９日に第２６回「ぶらり富士遊覧」が放送された。最終盤に妻子の敵である織田信長（岡田准一）に平伏し続ける徳川家康（松本潤）が、徳川家臣団に真意を明かすよう迫られ、闇に満ちた表情で「信長を殺す」と言い放った。

　信長が本能寺で明智光秀に討たれた時、家康は信長同様にわずかな家臣を連れているだけで、堺見物中。命がけの伊賀越えで国に逃げ帰ったと伝わる一方、戦国最大の謎である本能寺事変に関しては、秀吉や家康が明智謀反を察知していたとの見方も根強い。

　ただ、次回予告では「京の本能寺で信長を討つ計画を家臣たちに明かした家康」とあり、衝撃的な展開となるもようだ。ＰＲ番組の予告映像では、徳川が事前に忍びの密偵が放っているのか、信長が安土から本能寺に向かっていることや、「供の者、１００ほど」と報告する音声が流れている。

　ネット上では「家康黒幕説」がトレンド入り。

　「黒幕説確定！？」「光秀がサッサと先を越していった…のような気もする」「偶発的に明智に先にやられるって感じか」「そっちに持っていったか」「光秀は家康に嵌められそうなニオイがしてる」「光秀に先を越されたことにするのでは？」「ついに禁断の」「光秀おとしいれる説に１票！」と反応する投稿が相次ぎ、盛り上がっている。