宝塚 柚香「煌」月城「輝」彩風「繋」礼「進」芹香「恋」各トップが漢字に110周年の思い込める

 2024年に110周年を迎える宝塚歌劇団が10日、宝塚市内のホテルで「110周年概要発表会」を開催した。花組の柚香光、月組の月城かなと、星組の礼真琴、宙組の芹香斗亜の各組トップスターが出席。雪組トップ・彩風咲奈も、東京宝塚劇場からリモートで参加した。

 組の魅力と110周年への思いと漢字を問われた柚香は「花組は華やかな組。個性と活気にあふれてる。生き生きと舞台に立っているので、研究科何年であろうと、その輝く姿を見てほしい」と最初に誕生した組のトップらしい自負を見せた。それだけに漢字一文字で表すと「鮮やかで色とりどりなので『煌』(きらめく)ですね」と語った。

 月城は「月組は以前から伝統的に『芝居の月組』と言われ、下級生まで誇りに、そして熱い思いを持っている。伝統をつないでいかないと」ときっぱり。110周年の3~5月の作品は、110期の初舞台でもあることから「フレッシュでキラキラと『輝』(かがやく)で」とにっこり。

 彩風は「雪組はしんしんと積もる雪のように、真面目に芸と向き合うのが魅力。そのなかでも大家族のようなあたたかさがあり、厳しさと真面目さが両立している」と真摯な姿勢を強調。『ベルサイユのばら』を上演することから「伝統の作品を受け継ぐという意味で『繋』(つなぐ)です」と語った。

 礼は「ここ数年の作品はエネルギッシュでパワーのいる作品が多かった。おかげで、とても体力をついて、体育会系とも言われる(笑)。さらに団結力も!」とさりげなく運動会へもアピール。110周年の正月公演を受け持つことから「スタートを切るということで『進』(すすむ)です」とした。

 芹香は平成以降では初の二世トップ。母もタカラジェンヌ(元月組・白川亜樹)で、6月にトップ就任したばかり。これが初の公の場となった。「宙組はまだ今年創立25周年を迎えたばかり。アグレッシブと大胆さでいきたい」と一番新しい組らしく、攻めていくことを宣言。漢字はショーが『宝塚110年の恋のうた』であることから「演目にちなんで『恋』で。みなさんに宙組に恋していただきたい」とアピールしていた。

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