堀江貴文氏「味の素」論争「殴り合いになりそうになった」 「美味しんぼ」作者の知られざるエピソード披露
実業家・堀江貴文氏が12日、YouTubeチャンネルを更新。ツイッター上で「味の素」否定派のコメントに反論したことで論争になったことに言及し、改めて解説した。
堀江氏は「ぷちバズってる」と話題に触れながら「うま味調味料、グルタミン酸塩ナトリウムとも言いますけど。うま味の主成分として世界で初めて日本人が発見した」と、うま味調味料の歴史をひもといた。「『味の素』っていう会社は元々それをきっかけに創業された会社なんですけど、『味の素』は体に悪いと思っている人たちが、いまだにたくさんいることに驚がくを受けている」と話した。
堀江氏は「友達と殴り合いのケンカになりそうになったことがある」と「味の素」論争を回想しながら科学的なデータを根拠に解説。「昆布の主成分はグルタミン酸じゃないですか。元々『味の素』を作った人がうま味を発見したときも昆布の主成分として抽出して発見したわけですから」と話し「工場で作られてようが自然界で作られてようが、うま味の中身は一緒なので。『工場で作られたから体に悪い』っていうのは完全に迷信でございます」と説明した。
また、堀江氏は誤解の一因が国民的グルメ漫画「美味しんぼ」にあると話し「僕も愛読者ではあるんですけど、数々の『とんでも説』をまき散らしている」と、いくつか例を挙げた。原作者・雁屋哲氏の知られざるエピソードにも言及し「編集者の方々何人かお知り合いいるんですけど、武勇伝をたくさん聞いています。非常に個性豊かな方らしい」と話した。同氏のコラムを「めちゃくちゃ面白い」と評し「それだけ影響力があった漫画なんですよね」と話していた。