古舘伊知郎 紅白司会卒業、発表当日にテレビ局にばらまかれたフェイクニュースに仰天「俺、死んだの?」
フリーアナウンサーの古舘伊知郎が12日までに自身のYouTubeチャンネルで、一緒にNHK紅白歌合戦の司会を務めた上沼恵美子との対談の模様をアップ。紅白の司会が中居正広に変わった時に、驚きのフェイクニュースがテレビ局、ラジオ局にばらまかれたと振り返った。
2人は94、95年と2年連続で一緒に紅白の司会を務めたが、96年は古舘のみ。97年に中居正広にバトンをつなぐまで3年にわたって大役を引き受けていた。
その97年、司会が中居正広と発表された日に「その日の夜中。携帯とかない時代で各テレビ局、ラジオ局内の事務所にFAXがいっぱい届いて。『古舘自殺』って」と驚きのフェイクニュースがばらまかれたと振り返った。
あまりにも突飛な話に、上沼は思わず笑ってしまったほど。古舘は「それがリアルなのが、白金の奥まった小さなお寺の境内で、(車の)マフラーつないで車内で1人寂しくと…」とかなり詳細に情報が書かれ、さらに「あまり報じられていないが、伊知郎には双子の弟・タケオがいて、事務所と協議中で葬儀の日程はうんぬんと…」と、もっともらしいことも書かれていた振り返った。
驚いた古舘はすぐに事務所の社長に「俺、死んだの?」と連絡したといい「あんなにリアルだから四十九日の旅路に出たのかと…」と上沼を笑わせた。そして「(紅白司会)3回もやらせてもらって十分すぎるのに、それはそれでショックというきっかけ作って、いたずらされた」とそれだけ紅白司会というのは重いものと痛感。上沼も「すごいこと…そんなことありました?」と目を丸くしていた。