橋下徹氏 都知事選出馬をきっぱり否定「東京で僕はまったく受け入れられない」

 トークライブ終了後に笑顔でガッツポーズする橋下徹氏(左)と泉房穂氏(撮影・堀内翔)
 トークライブを終えてあいさつをする橋下徹氏(撮影・堀内翔)
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 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)と前明石市長の泉房穂氏(59)が15日、都内で泉氏の著書「政治はケンカだ!明石市長の12年」(講談社)の出版記念トークライブを行った。旧司法試験合格による司法修習生の同期の2人は、さまざまなテーマで激論を交わした。

 10日には、橋下氏と松井一郎氏(59)が設立したコンサルタント会社を泉氏が「事実上の口利き」とSNSで批判したことなどを受け、橋下氏側が当日の打ち合わせを拒否するなど“前哨戦”も勃発。開催そのものも危ぶまれたという。

 また、将来的な政界復帰に橋下氏は「ないです。メディアからいろいろ言われるのもうっとうしいですよ」。泉氏は復帰については明言を避けたが、現状の国政は「変えないといけない」とした。

 ただ、司会を務めたジャーナリストの鮫島浩氏から東京都知事選出馬について問われると、泉氏は「ならないです」、橋下氏は「東京で僕はまったく受け入れられない。早く月曜になって大阪に帰りたい」と、足並みをそろえて否定していた。

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