ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」（総合。日曜、後８・００）で織田信長を演じている俳優の岡田准一（４２）が１６日、安土城のお膝元である滋賀県・近江八幡市文化会館でトークショーに出席した。

　２３日放送の第２８回「本能寺の変」に向け物語は盛り上がりを見せている。信長を演じきった岡田は「スタッフが火を頑張ってくれた」と撮影の様子を明かし、「今回は孤独な死に方をしていくと思う。天下人の中に住まう寂しさみたいなものを表現できたらと思っていたので、そこが詰まった信長の最期になっている」と話した。

　今作では「家康から見た信長」が描かれているとし、「僕が思う信長像をいつか演じてみたい」と再挑戦にも意欲的。「演じていて信長さんに嫌われてる感じはしなかったので、また出会えるかなと思いながら役者人生を進めていければ」と語った。