宮﨑駿監督「君たちはどう生きるか」公開4日で興収21億円超!「千と千尋の神隠し」超えの好発進
スタジオジブリ・宮﨑駿監督(82)の10年ぶり長編アニメ映画「君たちはどう生きるか」が14~17日の公開4日間で観客動員135万人、興行収入21・4億円を突破したことを18日、配給の東宝が発表した。2001年公開の同監督作品「千と千尋の神隠し」の初動4日間の興行収入を超え、13年公開の前作「風立ちぬ」との興行収入対比では150%を超える好発進となった。
本作はジブリ側の意向で、ほぼプロモーションを行わず、あらすじやキャストなどの事前情報なしで公開。公開日に米津玄師(32)の「地球儀」が主題歌であることが明かされた。劇場パンフレットも後日に発売する。
タイトルは宮﨑監督が感銘を受けた吉野源三郎の同名小説から取ったが、ストーリーは宮﨑監督のオリジナル作品。宮﨑監督は2013年公開の「風立ちぬ」で長編アニメ製作からの引退を宣言したが、17年に撤回。5年間の製作をへての公開となった。