２００６年トリノ五輪・フィギュアスケート女子金メダルの荒川静香さんが１７日、日本テレビ系で放送された「はじめてのおつかい！」に出演。撮影時４歳だった長男・佳依くんがテレビに初登場し、初めてのおつかいに挑戦する姿が放送された。

　荒川さんは２０１３年１２月に外科医と結婚。１４年１１月に長女（８）、１８年５月に長男（５）を授かり、全国をアイスショーで飛び回る日々を送っている。

　今回はスケートアリーナで、「（ホテルの部屋に）スケート靴を忘れた」と息子に取りに行くようお願いし、帰りにゼリードリンクの買い物も頼んだ。ママの心配をよそに、４歳（撮影当時）の息子は「はじめてのおつかい～」と出発早々スキップ。「できるんだ～」「いそげママのためだから」と自分を鼓舞しながら走り出し、途中にも「いそげ、いそげ、ママがまってる、ママのためだから」「ママがこまってる」と歌うように声に出しながら、ホテルへと急いだ。無事に部屋に到着し、入り口で靴を脱いでスリッパに履き替え、ぬいだ靴やスリッパをきちんとそろえるなど４歳児とは思えぬ几帳面さだった。

　スタジオでＶＴＲを見守った女優・綾瀬はるかも「『ママのためだから』ってすごい優しいですね」と感激。荒川さんは「あんな１人で言ってるとは思ってなかった、驚きました」と笑った。所ジョージも「お母さんが待ってる、って駆け出すんだもん、たまらないシーンですね」とうなずいた。

　ネット上では「お母さんのために走るって、健気でかわいい」「おかあさんのため、繰り返し言っててとても健気で可愛かった」「とても上品で礼儀正しい」「聡明で可愛かった」「見てる方が泣ける」「グッときちゃう」「なんて可愛いのー」など反響を呼んでいる。