WEST藤井流星 舞台単独初主演 抱腹絶倒コメディー 抜てき「うれしかった」
ジャニーズWESTの藤井流星(29)が、シチュエーションコメディー「NOISES OFF(ノイゼス・オフ)」で舞台に単独初主演することが18日、分かった。11月4~12日に大阪・森ノ宮ピロティホール、同16~29日に東京・EXシアター六本木、12月4~10日に福岡・キャナルシティ劇場で上演される。
グループ内の天然キャラで笑わせ上手の藤井が、英ウエストエンドや米ブロードウェイなど世界各地で繰り返し上演されてきた抱腹絶倒コメディーに、主演として挑む。黒柳徹子の恋人役を演じた「ハロルドとモード」(2021年)などで舞台経験を積んできた藤井は「舞台の出演はひさしぶりな上に単独主演としては初めてとなるのでうれしかった」と抜てきを喜んだ。
本番前夜の混乱など、舞台の裏側で起こるドタバタを描く本作。藤井は「僕が演じる役、そしてその役が演じる役があります。二重構造の脚本を初めて読んだので、最初は読み方に苦労しました」と戸惑いを明かしつつも、「同時進行する舞台上、舞台裏の両面でのドタバタ劇がどういう風に表現できるのか楽しみです」と意気込んでいる。
演出の森新太郎氏はメンバー・小瀧望の主演舞台「エレファントマン」を手がけており「いろいろ学んでいる姿、話を聞いていたので僕もいろいろと学ばせていただきたい」と全幅の信頼を寄せる。
森氏は「おそらく初の試みだと思いますが、今回の『NOISES OFF』では関西弁が大いに飛び交います」と明かし、「かつてなく軽妙そしてばかばかしいエネルギーに満ちた『NOISES OFF』になればよいのですが」と予告した。関西弁が飛び交う演出は、大阪出身の藤井にとっては望むところ。のびのびと演じられそうだ。