佐野史郎「もう無理かなって、一瞬思う」多発性骨髄腫発症時を振り返る 敗血症にも

 俳優の佐野史郎が19日、フジテレビ系「めざまし8」にVTR出演。先月末に急性腎障害で緊急入院し、今月8日に退院したばかり。2年前に多発性骨髄腫で入院した時に作った曲「まどのそと」を初披露した。

 佐野は、急性腎障害について「ぼくは2年前に多発性骨髄腫で抗がん剤の治療をしたので、そういういろんな薬の副作用っていうのが避けられないことでもあるんで」と説明。現在は体調は落ち着いているとした。

 2年前の多発性骨髄腫を発症したときのことについて「敗血症になってしまいまして。それがかなり、2週間は38度、39度、40度続いて、もうちょっと無理かなって一瞬思うんですよね。人って楽になりたいと思うし」とかなりつらい状況に陥ったというが、支えになったのが個室に持ち込んだギター。小さな音で曲を作っていたといい「免疫力がないので窓は開けられないんです。もう一回、窓の外に出られるんだろうかって切実に思いましたよね」と、もう一度外に出たいという希望を詰めた「まどのそと」という楽曲を作成した。

 この日はこの「まどのそと」を初披露。「希望を持ちたいって自分を鼓舞した歌でもある。でも半分はどうなるんだろう、戻れるんだろか、でも希望は捨てないようにって踏ん張れて、その後、なぜか治ったんです。だから歌の力、思う力ってすごいなって」としみじみ。

 今後は「自分の体も労って、悔いなく一日一日を過ごせて行ければ。それが一番の目標」と話していた。

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