近藤真彦 59歳バースデーライブもギンギラギン レーシングチーム監督と二刀流&12年ぶり海外公演

 歌手・近藤真彦が59歳の誕生日を迎えた19日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで「Masahiko Kondo Birthday Live 2023『 RAIN or SHINE どんなことがあっても…』」を開催した。ファン1300人に祝福されながら「ギンギラギンにさりげなく」など計25曲を披露。還暦まであと1年。50代ラストイヤーを“全力投球”することを誓った。12月にマカオで12年ぶりの海外公演を行うことも明らかになった。

 奏でられたバースデーソングに、やんちゃな笑みを浮かべながら照れた。

 「デビューから43年。16、17歳の頃、59歳になってもこうしてお客さんの前で歌ってるなんて夢にも思わなかった。どこかで絶対辞めてると思ってたから」

 「ギンギラ-」のほか、アルバム収録曲もふんだんに盛り込んで熱唱。5月9日に受けた「頸椎症性脊髄症」の手術後、初のライブとなったが、盟友のギタリスト・野村義男(58)ら30人近いバックバンドを従え、貫禄の歌声を届けた。

 今後もレーシングチームの監督を務める傍ら、精力的にライブを敢行していく。9月にはタイトルに「還暦」を冠したライブ「KANREKI DASH」を、11、12月には恒例のディナーショーを開催。また、12月23日に初のマカオ公演を行うことをデイリースポーツなどの取材に明らかにした。

 2011年に開催した香港公演以来、自身12年ぶりの海外ライブに「一生懸命頑張ってきたご褒美」と話す。ジャニーズ時代には香港で多くの公演を行っており、ファンも多い。6月末に現地を視察し、会場は2000人収容のMGMシアターが候補に挙がっている。「ヒット曲並べて大暴れしてきます」と、59歳での新たな挑戦に胸を躍らせた。

 今公演のタイトルに触れ、「雨が降ったり晴れたり、人生とはそういうもの。そんなことにはめげないよという思いがある」と実感を込めた。60の大台を目前に、「どうやって充実した1年を送って還暦を迎えられるか、考えさせられてます。人生の分岐点。歌だけじゃなく、アクションを起こせるように還暦を迎えたい」。50代ラストイヤーも全力で駆け抜ける。

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