義父からあぶったスプーン体に焼き付け「私も虐待されていた」イラン出身女性タレント告白「誰にSOS出したらいいか」
イラン出身のタレント、サヘル・ローズが20日、フジテレビ「めざまし8」に出演。自身が幼少期に義父から虐待を受けていたことを語った。
大阪府で起きたパート従業員の女が、8歳の娘に食事を与えず、低血糖症で入院させ、共済金を詐取したとして逮捕された事件を番組では特集した。
サヘルは「私、このニュースを見る度に、私自身の経験で言うと、私も8歳のときに養母と日本に来て、義父から虐待を受けた時期があったんですね」と話し始めた。「そのときに食べ物に手を出すとスプーンを火であぶって、体に焼き付けられる。一晩中、お風呂に監禁される」と具体的に虐待された内容を切々と語った。
サヘルは「それで翌日は普通に学校に行って、学校の先生達は誰も分からないんです。普通に元気にしているって。私は誰にSOSを出したらいいのか、果たしてSOSを出して、もし義父に何かあったら、捕まったらって」と誰にも虐待の事実を言えなかったことを語り、事件の少女の気持ちを代弁した。
少女はおやつなどを食べる時に母から許可をもらっていたという事実については、「子供の時は親を守りたい、どこかで親は正しい、許可だって、私は孤児院にいたときに周りに許可を取ることが習慣で、これが普通だと思っていたんですよ、自分の置かれている環境が」と異常な環境で少女が順応してしまった状況を理解を示した。