小室哲哉 坂本龍一さんを偲ぶ 創作活動時には「浮かんできちゃう」 偉大さに「教授、困っちゃうんだけど…」
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音楽プロデューサー・小室哲哉(64)が20日、都内の曹亜鋼アートセンターで行われた「日本最大の水墨画」の制作発表会にゲスト出演した。
小室は水墨画家の曹亜鋼氏と「芸術と音楽」について対談。創作活動について話が進むと、3月に死去した坂本龍一さんの名を挙げ「日本人の音楽家として誇りだった。(日本に)こういう音楽家もいるんだぞっていう。いまだに何かを作る時、どうしても浮かんできちゃう。『ちょっと教授、困っちゃうんだけど…』という感じで」と、愛称を呼びながら、交流もあった坂本さんをしのんだ。
また、司会者から「絵や哲学が音楽活動にインスピレーションを与えることは?」と聞かれると「そこまで高尚な音楽家じゃない」と苦笑い。80年代以降、多くのヒット曲を生み出したが、「一般の方に気に入ってもらえる音楽という所から始めていますし」と控えめに自己評価を明かしていた。