小沢仁志が殴り込み ケンカ最強俳優の部屋に一升瓶を手に突撃 圧巻すぎる展開と結末
俳優・小沢仁志が20日、お笑いタレント・千原ジュニアのYouTubeチャンネルにゲスト出演。芸能界ケンカ最強と呼び声が高かった故・渡瀬恒彦さんの部屋に一升瓶を手に殴り込みをかけた夜を明かした。
小沢は70年代の任侠映画「仁義なき戦い」に出演している頃の渡瀬さんを回想。「目ギラギラして、あんな役者いねえじゃん。本物にしか見えなかった」と切り出し、24歳ぐらいの頃に渡瀬さんとの共演で激怒させたことを明かした。
小沢は撮影中に渡瀬さんにアドリブの芝居を挟み「なに余計な芝居してんだ、この野郎!!」と一喝されたと話した。納得のいかなかった小沢は「夜に殴り込んだんだよ。渡瀬さんの部屋に。一升瓶持って」と告白した。
渡瀬さんの部屋に行く途中の廊下で、先輩俳優・誠直也に「まさかツネさん(渡瀬さん)の部屋に行くんじゃねえだろうな」と呼び止められたが、「行きますよ。納得いかねえから」と返答。誠は「俺も行ってやる」と小沢に付いてきて寝入ってる渡瀬さんのドアをノックしたという。
「誠さんが『ツネさん、ガキが文句言いにきましたよ』って言うんだよ。そしたら『おう、入れ』って起きてきてくれて」。
部屋に通してくれた渡瀬さんは「さっきは虫の居所が悪かった」とあっさり謝ってくれたという。小沢もすぐに謝罪を受け入れ、酒を酌み交わした。
小沢は「調子こいて『仁義なき戦い』とかのスゲえ話を聞いてるうちにどんどん酔ってきて」と話し、渡瀬さんが当時、出演していた入浴剤のCMに注文を付けたという。
「『裸の王様がー』って風呂にアヒルが浮いてるやつ。『あれはやめてもらっていいですかね』って言ったらバコーン!!」と強烈なパンチを食らい、顔面が腫れ上がったことを笑いながら明かした。
翌日、渡瀬さんは小沢の撮影が終わるまで待っていてくれたという。渡瀬さんは、あいさつをする小沢に「おう」と手を挙げてから車を走らせた。
ジュニアは「かっこええなあ」と感心。小沢も「(先輩が)待っててくれていることが異例」と、最強の男の温かな一面を懐かしそうに振り返っていた。