キャンドル・ジュン氏 匿名の誹謗中傷には「一石を投じたい」「匿名攻撃は何よりも辛い」【全文7】
キャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏が26日までに公式HPで、女優の広末涼子との離婚を発表した。担当弁護士がジュン氏の「意向」を伝える形で7項目に渡る長文を掲載した。
【以下、公式HPの項目7 最後に順氏が皆様にお伝えしたいこと】
以上のことから、本件に関する諸問題は解決するに至りましたので、順氏の本件に関する対応は一区切りとさせていただきます。但し、順氏としましては、本件を通じて、メディアによる報道を起因としてプライバシーの暴露により、関係者特に子供達への影響、関係者に対する匿名による誹謗中傷には一石を投じたいとの考えがございます。本件当事者の子供達は一連の報道によって、心に多くの傷を負ってしまっておりますが、せめて、将来このように傷つく子供達や関係者が出ないことを強く望んでおります。
また、これまでになされた子供達に関する記事や報道の内容はデジタルタトゥーとして残存してしまっておりますが、順氏としましては、本件に関する不確定要素が強い記事について各メディアが自主的に削除していただきたいと強く願っております。特に子供たちに関する記事につきましては、子供たちの心情に配慮していただいて自主的に削除していただけますようお願い致します。
さらに、順氏からは、本件を通じて、著名人の私生活に関する報道を行った場合、著名人本人ではない家族や関係者の多くが傷つくことになってしまうことも皆様にお伝えしたいことでございます。順氏個人は、メディアに登場したこともあり、完全な私人であるとは言い難い面はありますが、子供達にはその属性はなく報道の仕方にも配慮をしていただきたかったとの想いがございます。
例えば、写真を掲載する際に顔を隠せばいいというものでなく、子供達のことを少しでも知る方はその報道内容が誰について報道されているものであるかは認識できてしまいます。順氏の子供達は、報道によってプライバシーに関する事項が発表されてしまい、精神的に大きな傷を負っております。加えて、自宅に複数の記者が取材に訪れることもあり、自宅で生活することもできず、約2カ月も学校へ通えなくなってしまっておりました。
そして、順氏としましては、匿名でのコメントやメッセージなどでの攻撃は何よりも辛いものであり、それらに対して、何らかの改善策を社会問題として捉えていただき検討していただきたいとの意見もございます。今後の報道におかれましては、報道に登場する個々人の属性を踏まえ、内容に配慮していただくことをご依頼致します。
最後となりますが、本件は全ての問題が解決しておりますので、過度の報道(特に子供達に関する報道)はご遠慮いただくと共に、順氏としましては、本書において、自らの考えを全てお話させていただいたと考えておりますので、以降におかれましては、順氏及び順氏が代表を務める株式会社ELDNACSへの取材申込及び、本件に関するご連絡は一切行わないようお願い申し上げます。