フジテレビ「２７時間テレビ」が２２日から２３日かけて放送され、「１００キロサバイバルマラソン」で優勝したハリー杉山をはじめ６人が完走した。２位は元消防士のお笑いタレント・ワタリ１１９、３位はみちょぱとの結婚で話題を集めた大倉士門、４位は井上咲楽、５位は団長安田、６位はフジテレビの山本賢太アナウンサーだった。

　残り３キロでハリーが帽子を脱ぎ捨て、スパート。ワタリ、大倉と先頭集団を作ったが、大倉が遅れはじめ、ワタリとの並走が続く。フルマラソン３時間３分の記録を持つハリーは終始安定した余裕のある走りでフォームも崩れず、ラスト１キロで本気のラストスパート。ワタリを置き去りにした。

　女性でただ一人完走した井上は、ゴール目前で大きくよろけかける場面も。ヨロヨロした足取りではあったが、懸命にゴール。最後は力尽きたように、フラフラと両手をつき、四つん這いになった息も絶え絶えの姿だった。

　しかし、スタッフからは水や氷のうなどの体を冷やすグッズやタオルが届けられることなく、テレビはその姿をとらえつづけること２４秒。スタッフに手渡すよう言われたという東京ホテイソン・たけるが氷のうを渡したが、その後、ヨロヨロになり、手で顔を覆うなどした井上の姿をカメラは撮影はしていたが、救護はなし。一方で、満身創痍の井上にインタビューしようと試みていた。ゴールから３２秒後、カメラがスタジオに切り替わる直前、水が渡された。

　井上はインスタグラムにゴール後の汗びっしょりの写真を投稿している。