今いくよ・くるよ、桂吉朝さんが殿堂入り 記念すべき100人目にくるよ「どやさ!」

 山口信彦・大阪府副知事(左)から代理で表彰状を受け取る吉本興業の奥谷達夫副社長
 今いくよ・くるよ(2011年撮影)
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 大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)が上方演芸の発展に貢献した演芸人を選出する「第26回上方演芸の殿堂入り」表彰式が27日、大阪市で行われ、お笑いコンビの今いくよ・くるよと落語家の故・桂吉朝さんが殿堂入り名人に決定した。両者の代理人が出席し、山口信彦・大阪府副知事から表彰状などを受け取った。

 今いくよ・くるよは、そのユニークで華やかなキャラクターが評判を呼び、早くからお茶の間の人気者に。1981年には上方お笑い大賞金賞を、84年には上方漫才大賞大賞を受賞。選出理由は、華やかな人柄で素直に笑わせてくれるコンビとして絶大な人気を誇ったこと、多くの賞を受賞していることなど。96年から毎年選出されている本賞の記念すべき殿堂入り100人目となった。

 代理を務めた吉本興業の奥谷達夫副社長がくるよからのメッセージを代読。くるよは100人目の表彰者となったことについて「どやさ!」とギャグを盛り込み、さらに「天国にいるいくよちゃんも、きっとこの栄誉を喜んでくれていると思います。このような素晴らしい賞をちょうだいし、心からお礼申し上げます。ありがとうございました」とコメントを寄せた。

 桂吉朝さんは1974年、桂米朝に入門。同年初舞台を踏んで以降、人気落語家として活躍した。

 100人到達の記念展示が8月2~15日、大阪府立中之島図書館で行われる。これまで表彰された100人のイラストも展示される。

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