長野智子、ひょうきんアナ時代の葛藤「何の努力もせず」「人生で一番お酒を飲んだ」
元フジでフリーの長野智子が27日、TBS系「まさかの一丁目一番地」で、局アナ時代の「ひょうきんアナ」としての裏話を明かした。
この日は「局やめフリーアナになった元祖は?」として、フリーアナとなった「一丁目一番地」が誰かを探すコーナーを放送。その中で、フジからフリーとなった長野にも取材を行った。
今でこそ報道キャスターとして大活躍の長野だが、フジ入社当時は「オレたちひょうきん族」の3代目MC「ひょうきんアナ」として脚光を浴びていた。
「突然後ろから胸をもまれたり」「スカートの中に芸人さんが入ってきたり」と「まあまあなセクハラ」を受けていたと笑って振り返るが「ある時、山田邦子さんが耳元で『蹴っちゃいなよ』って。私が思いきり胸を触った芸人さんを蹴飛ばしたら、そこから変なアナウンサーが出てきたぞと、全国の方に知っていただけた」と懐かしんだ。
ただ、「芸人さんが命がけで、体当たりでやっているのに、私はどこか自分で『本当にやりたいのはニュース』と逃げ道を作ってた。でも何の努力もせず、言っているだけ。人生で一番お酒を飲んだ時期だった。嫌で嫌で…」という。
その後、フリーとなり、亡くなった逸見政孝さんに「フリーで成功するにはどうしたら?」と相談したところ「長野君、自分らしくだよ」とひと言。これで背中を押され、仕事をキャンセルして渡米。大学院でニュースを勉強し、その後、テレ朝の報道番組に抜てき。「逸見さんにニュースキャスターの姿を見せたかった」と涙を流していた。