女優・松岡茉優（２８）主演の日本テレビドラマ「最高の教師　１年後、私は生徒に■された」第３話が２９日に放送された。鳳来高校３年Ｄ組の担任教師・九条里奈（松岡）が、クラス全員による鵜久森叶（芦田愛菜）への壮絶いじめの実態を突き止めたことに端を発した問題。第３話では、クラスを支配する相楽琉偉（加藤清史郎）らいじめ側グループに対して、工学研究会の眉村紘一（福崎那由他）、日暮有河（萩原護）が「君たちと全く仲良くもしたくないし、一緒にいたいと思ったこともない」と絶縁を通告。九条を担任から外す嘆願書を有利に進めるために利用されていた優等生の阿久津由利（藤﨑ゆみあ）、東風谷葵（當真あみ）が嘆願書を撤回した。

　嘆願書が撤回されたことを知り、いじめグループの金澤優芽（田鍋梨々花）や江波美里（本田仁美）が「あんたたちが裏切ったら私たち…」と取り乱すも、東風谷が「私たちが裏切ったらあんたたちが怒られるわけ？知ったこっちゃないよ」と突き放した。

　「なんで友達でもない人のお願いを聞かなくちゃいけないの？」とはねつけ、いわゆるいじめグループにも序列があり、標的にされることに怯えている様子が描かれた。

　これまで陰湿ないじめに「胸糞が悪い」と反応していたネット上では、第３話では「スカッとした」と反応する投稿が相次ぎ、「１軍も１軍の中のカーストあるよね」「ボスに怒られるのなんて知らねえ」「スクールカーストの一軍余裕がなくなってきてて草」「このカーストトップの女子二人もリーダー格女子には逆らえんのか？」「今回の長髪の子と金髪の子は上に逆らえず怯えてる感じもあるよね」との投稿も。

　公式ＨＰでは次回は、１軍下層の江波（本田仁美）のメイン回が告知され、「前回西野からの指示にミスを生んでしまった江波は、常に友人の顔色をうかがって過ごす日々を送っていた」と告知されている。