エンゼルスのオーナーは「大きな賭け」弁護士が解説 大谷残留でプレーオフ逃せば地獄
元官僚で弁護士の山口真由氏が31日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、大リーグ・エンゼルスのオーナーが「大きな賭け」に出たと解説した。今月27日にエンゼルスのゼネラル・マネジャー(GM)であるミナシアン氏が大谷翔平投手について、他球団へトレードしないことを明言していた。
番組では、エンゼルスがプレーオフ進出争いで6位となっており、進出圏内の3位・ブルージェイズと4ゲーム差となっていると解説した。
山口氏は「エンゼルスのオーナーとしても非常に大きな賭けをしたというか、これでポストシーズン出ずに(シーズン後に)大谷選手がFAでどっか行っちゃったとなると、ものすごい批判を浴びる」と地獄が待っている可能性があると説明。「チームの未来をすべて大谷選手に賭けてるわけですよね」と強調した。
現在、チームの主砲・トラウトは左手骨折、ウルシェラは骨盤骨折、捕手・オハビーは左肩の手術でそれぞれ長期離脱中。大谷が敬遠されるケースも増えている。山口氏は「8年間ポストシーズンに出たことのないエンゼルスの命運が掛かってるわけなので、チームとしても大谷選手をもり立てて行こうという動きが出てくると思います」と分析した。