「バービー」原爆コラ問題 米本社、報道向けに「遺憾」声明も公式には掲載なし
米映画「バービー」(8月11日公開)の公式X(ツイッター)が、原爆のきのこ雲と同作のキャラクターを合わせたようなファンのコラージュに対して好意的なコメントを寄せた問題について、米国の映画ニュースサイトが7月31日(現地時間)に、配給のワーナー・ブラザースの声明を公表した。
米サイト「DEADLINE」に対して、ワーナーの米本社が答えた形。「ワーナー・ブラザーズは、最近の無神経なソーシャルメディアへの関与を遺憾に思っております。スタジオとしては心よりお詫び申し上げます。」という内容だった。不謹慎コメントはすでに削除しているという。
ワーナー・ブラザース・ジャパンは7月31日に「米国本社の配慮に欠けた対応は極めて遺憾」とすでにコメントを発表している。ただ、1日午後6時の時点では米の公式サイトやSNSに原爆コラージュについてのコメントなどは掲載されていない。声明は取材に対して出されたものとみられる。
「バービー」は米国で7月21日に公開され、同日公開の「オッペンハイマー」とともに話題となった。「オッペンハイマー」は「ダークナイト」(2008年)などで知られるクリストファー・ノーラン監督作品で、「原爆の父」として知られるロバート・オッペンハイマー博士の半生を描いている。
米ネット上では対照的な両作品を合わせた造語「Barbenheimer(バーベンハイマー)」とともにさまざまな投稿があった。この中で原爆とバービーを合わせたコラージュも投稿されていた。
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