高畑充希 ピンク着物&緑の髪で映画「バービー」イベント SNSでは「登壇辞退も考えた」「不甲斐なさが」
女優の高畑充希(31)が2日、都内で日本語吹き替え版キャストとして参加した映画「バービー」(11日公開)のジャパンプレミアに登場。濃いピンクの着物にグリーンの髪の毛という作品の世界観を表す衣装で、来日中のグレタ・ガーウィグ監督、デイビッド・へイマン・プロデューサーを迎えた。
高畑は同監督の作品の大ファンで「先ほどの取材でファンだと言い過ぎてもういいよと言われるかも知れませんが、実際にご本人にお会いしたが、本当に優しい方」と話した。ガーウィグ監督は、吹き替え版キャストとしての高畑の演技を「本当に素晴らしい。(作中の)ユーモアをしっかりと捉えてくれていてうれしい」と評価。高畑は「大阪出身で大阪はユーモアな土地なんですと先ほど話させていただきました。本当に大阪出身で良かった」と語った。
本作については、原爆のきのこ雲とキャラクターを合わせたようなファンの不謹慎コラージュに対して、映画の公式X(旧ツイッター)が好意的なコメントを寄せたことで、日本で炎上。高畑はこの日、自身のインスタグラムのストーリーズで「今回のニュースを耳にした時、怒り、というよりは正直、不甲斐なさが先に押し寄せてきました」「正直、今日登壇を辞退することも考えた」と明かした上で、「なので、複雑な感情はありますが、今日一日、真摯につとめさせていただきたいと思います」などとつづった。
この日のイベントでは登壇者が一連の騒動について言及することはなかった。