宅麻伸が「どうする家康」で17年ぶり大河出演 前田利家役で
NHKは4日、嵐・松本潤(39)主演の大河ドラマ「どうする家康」(日曜、後8・00)の追加キャストとして、俳優・宅麻伸(67)が前田利家役で出演することを発表した。宅麻の大河出演は2006年の「功名が辻」以来、17年ぶり7作目。
利家は秀吉(ムロツヨシ)の若い頃からの友であり、豊臣家臣の中で圧倒的な軍事力を持つ“五大老”の一人。武勇に優れ人望も厚く、家康も信頼を寄せている。宅麻は「豪快でありながら強さを秘め、冷静に物事を見る力を備える人物のイメージを持っています」と語った。
久々の大河出演に、「出演者の方々と共にセットの素晴らしさ…いつ来ても感動します」とコメント。同じく家康を主人公とした1983年の「徳川家康」に松平信康役で出演しており、「切腹を命じられた信康が雨の中、父を訪ね家康と父子の別れを寡黙ながらも話す場面は、今も思い出すほど記憶に残っています。家康の背負う物の大きさを改めて感じる場面でした」と当時を述懐した。