「らんまん」キーアイテム・かるやきが寿恵子の笑顔を取り戻す ネットも涙【ネタバレ】
7日に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」では、最愛の娘を失い、生きる気力を失っている寿恵子(浜辺美波)に、万太郎(神木隆之介)が、2人の出会いのきっかけにもなったかるやきを作り、寿恵子を励ます。そのシーンにネットも涙した。
最愛の娘・園子をはしかで失い、ショックから立ち直れない寿恵子は伏せったまま。園子の声がすると、夜の庭に飛び出し、「私が悪いんです…。はしかにかかっても助かる子はいる。月足らずで産んだせい」と自分を責める。
その姿を見た万太郎は、いずれ天国の園子に会いに行く日が来る、その時には園子が喜んでくれるような図鑑を持っていけるように精いっぱい頑張るから…と、寿恵子に寄り添う。
そして翌日。万太郎は寿恵子の母にある菓子の作り方を聞く。それがかるやきだった。万太郎が初めて上京したときに、屋台で初めて食べたのが、寿恵子の店のかるやきだった。このかるやきが大好きだった万太郎は、その後も寿恵子の店に何度もかるやきを買いに行くように。2人を結びつけた大事なキーアイテムだった。
また、園子がお腹にいたときに寿恵子が食べたがったのもかるやきだったが、そのときは万太郎はかるやきが膨らむ理屈が分からず調理に失敗。今回は義母から“忍術の粉”は重曹だったと教えられ、見事、綺麗に膨らませた。
寿恵子を励ますために、自分も励まされたかるやきを必死に膨らませる万太郎の姿にネットも涙。「二人が出会ったきっかけのかるやきに救われてるんだね」「園ちゃんがお腹の中にいた時寿恵ちゃんが食べたかったかるやき」「膨らんだかるやきと膨らまないかるやき。いい時もあれば悪い時もあるものだよ、と教えてくれているように思えてしまった」「かるやきを通して少し笑顔があってよかった」などの声があふれていた。