今年初開催の複合イベント「ＰＥＡＣＥＦＵＬ　ＰＡＲＫ」が４～６日、山梨県・河口湖ステラシアターで行われ、ＭＩＳＩＡ、男闘呼組らが出演した。本イベントは音楽やアート、食を通じて互いのことや社会のこと、世界のことをともに学び、語り合い、平和へのメッセージを紡いでいく目的で始まり、３日間で７０００人の観客が集まった。

　５日公演では、男闘呼組がハードなサウンドに乗せて、７月２１日に配信リリースされた新曲「ザ・ファイター」や「自分勝手」、「ＰＡＲＴＹ」などを披露。未来の子どもたちへ向けたメッセージソング「遙か未来の君へ」の曲間では、高橋和也が「今、世界では戦争が続いています。でもこの日本は音楽を通じて幸せを実感できる環境にあります。だからこそ今ここから世界に向けて、平和になりますようにという祈りを込めて一緒に歌ってください」と呼びかけた。

　ラストを飾ったＭＩＳＩＡは、「アイノカタチ」、「つつみ込むように…」など人気曲を披露。「様々なジャンルを飛び越えてアーティストさんが集結して、一緒になってエンタテインメントを共有できる幸せっていうのは、やっぱり平和で争いがないからできるんですよね。どんなに時代が変わろうとも、こうして音楽を共に感じあえる喜びに満ちた平和な時間の尊さというものは変わらないと思います」と語った。