６日に放送されたＴＢＳ系日曜劇場「ＶＩＶＡＮＴ」では、なかなか出てこなかった松坂桃李が別班の黒須役で満を持して登場。ネットでは、この役名から、公安の１人が実は別班なのでは？との予想が広がっている。

　この日の「ＶＩＶＡＮＴ」は、乃木（堺雅人）の同期・山本（迫田孝也）がハッカーの太田（飯沼愛）を拉致している場所へ向かおうとしたことから、公安が総力を挙げて山本を尾行する。

　この尾行開始１時間前、公安は全員で神棚に手を合わせ、公安部長の佐野（坂東彌十郎）が「どうか太田梨歩の生存と今事件の解決に向けお力添えをお願いします」と神棚に呼びかける。全員で一礼した後、野崎が「全員、配置につけ！」と号令をかけたが、その中で１人、十字を切った公安の人間がいた。

　この人間は鈴木といい、公安全員黒のスーツを着ている中、１人グレーのスーツを着ており、嫌でも目立つ。大宮に着いた山本が角を曲がった瞬間、新庄（竜星涼）と尾行を交代するが、同じく角を曲がった新庄は山本を見失ってしまう。

　山本は看板のような建物の中に隠れていた別班の黒須にかくまわれていたが、後に黒須と乃木によって自白させられ、命を奪われてしまう。

　ネットでは、公安の鈴木が不自然に十字を切っていたこと、別班の黒須という名前が「クロス（十字架）」を想像させることから、実は鈴木は黒須と繋がっており、尾行の際にも連絡をしていたのではないか？という予想も。

　ネットでは「別班はキリスト教要素ありってこと？」「山本は追跡しながら黒須（クロス）に接触させることも可能」「黒須はクロスで十字架でキリスト教とか関係ないよねきっと。でも公安にも十字切ってる人いたよね？」など、２人を結びつける声も多数上がっていた。