フジテレビの解説委員・風間晋氏が９日、総合解説を務める「めざまし８」に出演。日大アメリカンフットボール部の部員（２１）が大麻取締法違反などで警視庁に逮捕されたことを受け、日大の林真理子理事長と酒井健夫学長、澤田康広副学長が８日に開いた記者会見について、コメントした。

　会見では、再三、林理事長が「それは副学長がお答えします」などと、自身が答える代わりに「それは副学長が」を連発した。

　会見について、風間氏は「皆さん、林理事長大丈夫か？、と思われたんじゃないかと思います」と一言。「ご自身で『私の役割は経営』とおっしゃってましたけど、今、最大の経営課題は信頼の回復。そのためには悪い情報を早くあげさせるのが必須だと思うが、そこがうまくいってなかった。日大にとっての最大の経営資産は全国津々浦々にいる分厚いＯＢ。林理事長ご自身で言っていた通り、スポーツ含め、そういうＯＢの方との関わりができていなかったのが目についてしまった」と話した。

　また教育評論家・松本肇氏は「記者からのツッコミでボロが出たなー、と感じた。今回の会見で、林理事長の権限がまだ５０％ないんじゃないかな、ということが見てとれました」とコメント。さらに「記者会見することが分かってるのに、情報が林理事長に集約されていないようにみえた。他の役員、副学長に話を振るのはものすごく違和感。学長や副学長に遠慮しがちな印象受けました」と指摘した。