なにわ男子・藤原丈一郎デビュー後初舞台 大尊敬する中井貴一と共演 コロナ禍で中止乗り越え上演へ
俳優・中井貴一(61)が主演し、女優・永作博美(52)、なにわ男子・藤原丈一郎(27)が共演する舞台「月とシネマ2023」が11月に東京・パルコ劇場、12月に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演されることが10日、分かった。21年4月に上演予定だったが、コロナ禍で全公演が中止されていた。
前回はジャニーズJr.だった藤原にとって、今回がデビュー後初の舞台出演で「僕自身も皆さまに披露できなくて悔しい部分もありましたが、そのぶんパワーアップしたものをお見せできるように頑張ります」と気合十分。「大尊敬」する中井との共演を「またセリフの掛け合いができることはとてもうれしい」と喜んだ。
中井は「1カ月稽古を積み重ね、衣装をつけてのゲネプロ(通し稽古)終了後での中止でした」と2年前を振り返り、「(それを)上回る面白い作品に出来るよう努力をして参ります」と述べた。
「月と-」は、実家の映画館の相続のため奮闘する映画プロデューサー(中井)を中心とした心温まる物語。藤原は映画会社の若手社員役、永作は中井の元妻でフリーライター役を演じる。