藤井聡太王位 3年越し対局実現に嬉野市歓迎ムード「お濃茶モンブラン」に舌鼓

 立会人の中田功八段(右)に封じ手を手渡す藤井聡太王位。中央は佐々木大地七段(日本将棋連盟提供)
 藤井聡太王位が午後のおやつに選んだ「お濃茶モンブラン」=日本将棋連盟提供
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 将棋の藤井聡太王位(21=名人、竜王、叡王、棋王、王将、棋聖との七冠)が佐々木大地七段(28)の挑戦を受ける王位戦第4局が15日、佐賀県嬉野市の「和多屋別荘」で開幕し、藤井王位が32手目を封じた。

 3年越しに実現した対局に、嬉野市も歓迎ムードだ。2021年には記録的豪雨で館内が浸水し、対局地が変更。昨年は対戦相手の豊島将之九段(33)が新型コロナに感染して延期。市役所関係者は「やっと実現できて、安どしています」とコメントした。

 おやつには、嬉野市も通過する「シュガーロード」が20年に日本遺産に登録された際、記念スイーツ制作を任された“嬉野の顔”5店から10品がリストアップ。藤井王位は「お濃茶モンブラン」など、名産の嬉野茶に舌鼓を打った。

 対局は佐々木七段の先手番で相掛かりへと進み、お互い長考続きでスローペースに。形勢は互角だが、持ち時間は藤井王位が約1時間30分多く消費している。16日午後に終局予定で、藤井王位が勝てば4連覇を達成する。

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