お笑い芸人のやす子が１６日放送のＴＢＳ系「水曜日のダウンタウン」で、別番組のディレクターから言われた暴言を明かし「めっちゃ悲しかった」と告白。その後、番組の具体名も明かしたと言うがさすがにそれはカット。ネットでは「気になる」などの声も上がった。

　この日は「ロケ中ミスをしたスタッフが次々とボウズになって戻ってくるとんでもないパワハラ現場テンションの作り方難しい説」を放送。ターゲットのやす子は、仕掛け人のエルフ・荒川とともに楽しげなロケに出かけるも、ＡＤが皿を割るなどの失敗をしでかし、丸刈りとなって戻ってくることに心底仰天。割れた皿は「パズルになります」などと必死にフォローするも丸刈り制止にはならなかった。

　やす子は休憩中のロケ車の中で「怖かったです～」と震え上がり、「１回だけあれぐらい怒ってる現場に遭遇したことがあって。手を出してるのを見たことがあります」と言い出し、荒川も「うそ」とビックリ。

　やす子は「肩パンのちょっと強いバージョンみたいな感じですけど、できない子に『おい！』って。めっちゃ怖いって思いました」と振り返り、「自分も言われたことがあります」と番組スタッフから怒鳴られたことがあると告白。「『言ってたネタと違うじゃねえか』とか、カンペを覚えられなかった時に『ホント、記憶力悪いな』とか言われたことあります」と振り返り「めっちゃ悲しかったです」としょんぼり。

　だからこそ、怒られたＡＤの心情が痛いほど分かり「怒られた人の気持ち、めっちゃ分かる」と同情。その流れから、激怒された番組名も明かしたというがそれは流石に割愛。ナレーションで「やす子いわく、聞いた事の無い番組ほどスタッフは厳しい…とのこと」との説明が入った。

　その後、番組プロデューサーも画面に入り込んでしまい、丸刈りに。さすがにたまらなくなったのか、やす子は止めに入ったものの、力及ばずまたも丸刈りの悲劇が繰り返されてしまった。

　ネタバレした瞬間は「えーっ」と絶叫。止めに入ったことには「力で解決するのは古いと思うんですよ。会話で解決しようという意味で止めました」と説明。「かっこ良かった」と言われ「やめてください、やややややや」と照れまくった。

　ネットでは、やす子の真っ直ぐな正義感に「めっちゃ良い奴」「優しい」「やめるように止めに入ってて感動しました」「人柄の良さに泣いちゃった」など絶賛の声の他、やす子が受けたパワハラに「番組名聞きたかったｗ」「やす子が見てるってことは近年でもパワハラはあると」など驚きの声も上がっていた。