日本テレビ「行列のできる法律相談所」に出演し、その後、自民党の参議院議員になった丸山和也弁護士（７７）が、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「街録ｃｈ～あなたの人生、教えて下さい」に出演。全盛期の驚がくの収入を明かした。

　早大法学部から３度目の司法試験挑戦で合格。弁護士として活躍していた丸山氏に、日テレから白羽の矢が立ち、行列に出演したのが２０００年。北村晴男、橋下徹、住田裕子ら各弁護士との法律をまじえたバトルは人気となり、視聴率も毎回２０％を超えた。

　丸山弁護士は２００５年には「２４時間テレビ」の１００キロマラソンのランナーにも抜てき。知らない人はいない存在となった。

　多数のテレビ出演に加えて、講演会にも呼ばれ全国を飛び回った。本業の依頼も引っ張りだこになるかと思いきや、「忙しくて、弁護士の仕事はできなくなる。テレビに出るとさ、意外に弁護士の依頼は減るのよ。テレビに出てる弁護士は特殊だとみられて、固い会社からの依頼が減ってくるテレビに出だすと、本来の弁護士の仕事は増えない」と明かした。

　それでも収入は爆上がり。当時の年収を聞かれると「億ははるかに超えていたね。２億？もっとあったね。テレビ関係でも億はあったからね。講演でも億あったからね。それに弁護士業もあったからね」と言葉を濁したが、サムネイルには「年収５億円」と明らかにされている。

　その後、参議院議員選挙に出馬。当選し、国会議員としての収入３０００万円と手にするが、テレビ出演や講演活動をやめ、弁護士業も休止した。「計算によっては２０分の１だよ。金のことだけ考えたらばかげた挑戦だよね」と苦笑いした。