立民・小西洋之氏「私も一度内部告発したことある」総務相内部文書入手の重み認識「絶対に表に出ない」

 映画をアピールする小西洋之氏(左)と鳥越俊太郎氏
 トークを繰り広げる小西洋之氏(左)と鳥越俊太郎氏
 鳥越俊太郎氏
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 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(83)と立憲民主党の小西洋之参院議員(51)が19日、都内で行われた映画「テレビ、沈黙。放送不可能2」の公開記念トークフェスに出席した。

 今作はジャーナリストの田原総一朗氏(89)が“話しておかなければならない人物”とタブーや忖度(そんたく)なしで語り合う「田原が墓場まで持っていけない話」として映像化した「放送不可能」シリーズの第2弾。

 田原氏がテーマとして選んだのは政府によるメディアへの圧力の実態で、政府が放送法の法解釈変更を強要したことを今年告発した小西氏と対談し、鋭く踏み込んでいる。

 足のケガのため杖を突いて登壇した鳥越氏は「ちょっと足がおぼつかない。80歳を過ぎるとこんなもんですよ」と苦笑い。総務省の内部資料を入手した小西氏に対しては「高市(早苗)さんが捏造(ねつぞう)文書とおっしゃっていて、僕も捏造かと思っていたんですけどね」と冗談めかしつつ「政権側は相当びっくりしたと思う。よくあんな文書を手に入れましたね」と称賛した。

 一方の小西氏は「私、総務省の放送政策課で働いていた」と明かし「私も一度内部告発したことはあるんですが、それとは次元が違います」と今回の“告発”の重みを口に。「本物」の文書を手に「表には絶対に出ない。官僚の方が本物の公務員。立派でした」と情報提供者の使命感に感服していた。

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