フェスで性的被害DJ SODA 誹謗中傷・差別発言に「厳重な法的対応」主催社が共同声明
韓国の女性DJ「DJ SODA」が今月13日に大阪で出演したフェスイベント「MUSIC CIRCUS’23」で複数の観客に胸などを触れたと訴えた問題で、イベント主催会社・TryHard JapanとDJ SODA側のEight Bulls Corporationが19日、共同声明を発表した。
文書で「まず、この事件での行為が性暴力であり、性犯罪であり、断じて許すわけにはいかないことを改めて確認し、犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取っていきます」と姿勢を提示。DJ SODAが事件に関する法的措置を同日付でTryHard Japanに委ねることも説明し、TryHard-が刑事告発の準備を進めていると明かした。
さらに、「この事件に関してDJ SODAに対する誹謗中傷やDJ SODAの国籍に対する差別的発言がSNS上などに散見されます」とし、「株式会社TryHard Japanは、DJ SODAの権利保護のため、流布者のアカウントをモニタリングおよび追跡中であり、場合によっては厳重な法的対応をします」と発表した。
DJ SODAはイベント出演後の14日、自身のSNSに「ファンの方々ともっと近くで楽しんでもらうために、私が公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました」と投稿して被害を訴えた。
15日にはTryHard Japanが「民事及び刑事の法的措置を取る所存」と発表し、「今回の犯罪行為に及んだ方については、様々な角度から犯行現場をとらえた映像がありますので、早期に特定することが可能と思われます」としていた。