寺田心 声変わり最中に声優挑戦「声聞いてぽかーん」 母がくれた熊ぬいぐるみが友達「よく話しかけてくれた」

 俳優の寺田心(15)が21日、都内で行われたアニメーション映画「屋根裏のラジャー」(12月15日公開)製作報告会見に、安藤サクラ(37)、イッセー尾形(71)らと登壇した。

 世界で高評価を得た「メアリと魔女の花」のスタジオポノック最新作。イギリスの小説を原作に、子供の想像から生まれたイマジナリーフレンドである主人公・ラジャーを寺田が声優担当している。

 現在は声変わりを終え、低音ボイスとなっている寺田。昨年夏の収録は声変わりの最中に行われたといい、「収録始まる前はギリギリ(声変わり前の声を)保っていたけど、終わる頃はちょっと変わっているかなという感じでした。(撮影中)そのまんま成長しました」と振り返った。収録も寺田の声変わりに合わせて、アニメーションができる前に声を先撮りするプレスコ(プレスコアリング)が行われたという。

 アフレコ中のプロモーションビデオを初めて見て、「声が違うな、声変わりしているなと思いますね。声聞いてぽかーんとしました」と驚きを隠せず。収録へは「声変わり前なので喉の調子を整えるために、刺激のあるものを控えたり白湯を飲んだりしていました」と調整の苦労も明かした。

 オーディションで役を勝ち取ったという寺田。「他の誰かではなく、僕自身が演じたいと思っていて、決まったと聞いたときは泣いちゃうくらい嬉しかった。念願の役でした」と笑顔。収録は「毎日が発見ばかりでとても楽しかったです。収録中は冒険をしているような感覚で、家に帰っても明日の冒険は何かなと思って過ごしていました。家でも(役が)抜けてなかったです」と明かした。

 寺田は幼少期にイマジナリーフレンドはいたか問われると、「母からもらった熊のぬいぐるみが僕にとってのイマジナリーでしたね。現場やお仕事にも連れて行って、いないと不安になっていましたし、良く話しかけてくれていた」と語った。

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