鳩山由紀夫氏「汚染水を処理水と呼び変えても同じ」政府の海洋放出に疑問
鳩山由紀夫元首相が11日、X(旧ツイッター)を更新し、政府が東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を24日に開始する方針を決定したことを批判した。
「約束を守ろうとして守れなかった、ごめんと謝るのならまだわかる。政府は漁業者に対して、『関係者の理解なしにいかなる処分もしない』との約束を、守ろうともせず謝りもせず破り、24日に汚染水を放出することを決めた。」と政府が約束を破ったとした。さらに「汚染水を処理水と呼び変えても同じだ。なぜトリチウム除去の技術を使わないのか。」と疑問を投げかけた。
処理水の放水については、国内の一部の団体、中国、韓国の野党議員らが反対を示している。処理水の表現についても「汚染水」を一貫して使っている。なお、立憲民主党の阿部知子衆院議員は「処理汚染水」と表現していた。