ひろゆき氏、DJ SODA「服装と性犯罪の被害は関係がない」を「嘘です」と断言 調査データ提示
2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき氏が23日、韓国のDJ「DJ SODA」の服装問題について持論を展開した。
DJ SODAは大阪での音楽フェスに出演した際、観客に胸を触られるなどした性被害をSNSで告発。DJ SODA本人ではなく、フェスの運営会社が大阪府警に告発状を提出し、犯人のうち男性2人が出頭していた。
一部のSNSなどで、DJ SODAが露出度の高い服装をしていたことが犯罪行為を誘発する一因になったとする指摘があった。DJ SODAは21日に、X(旧ツイッター)で「服装と性犯罪の被害は絶対に関係がないので、絶対に被害者を問題と考えて責任転嫁してはいけない。原因は露出が多いセクシーな服装ではなく加害者である。」とコメントしていた。
ひろゆき氏は22日、このDJ SODAのコメントを引用し、「ユタ州立大学の調査では性被害者の22人に1人は、挑発的な服装が被害の一因だそうです。ちなみに殺人だと22%は服装が原因になるそうです。」と説明。「治安の悪い場所では服装に気をつけたほうが良いですね。『服装と性犯罪の被害は絶対に関係がない』は嘘です。」と指摘した。
さらに23日には「日本の科学警察研究所の調査による性犯罪者が被害者を選ぶ理由。
・被害者が挑発的な服装をしていた 5・2%
・一人で歩いている女性を選択 28・3%」と日本の調査の数字も例示。「1人で外を歩かない、挑発的な格好をしないとかで、3人に1人は被害を避けられるようです。」と分析した。
DJ SODAの場合は、酒類も販売されていたライブ会場の観客席とステージを仕切る柵をはさんでいた場所という特殊なシチュエーションで、一般的な犯罪とは単純比較できない部分もある。服装については、漫画家・倉田真由美氏が22日に「エロく見られたい、それだって充分自己表現だ。しかし『そんな風に解釈しないで!そんなつもりはない』というのはちょっと無理がある。人の解釈はその人のものだ。発信者に強制され得るものじゃない。」と“周囲がどう見るか”については、コントロールできないことを強調していた。