【The LDH Times】KID PHENOMENON 時代のアイコンへ「全速力」

 ファンを背にポーズを決めるKID PHENOMENON(左から)山本光汰、川口蒼真、夫松健介、鈴木瑠偉、遠藤翼空、佐藤峻乃介、岡尾琥珀(撮影・西岡正) 
 パフォーマンスを披露するKID PHENOMENON
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 LDH史上最大規模オーディション「iCONZ」から誕生した新グループ3組が、23日に同時デビューを果たした。門出を祝福する連載第2弾は、平均年齢17歳とデビュー3組の中で一番フレッシュな顔ぶれが揃う、7人組ダンス&ボーカルグループ・KID PHENOMENON(キッド・フェノメノン=以下、キドフェノ)が登場。ついに迎えるデビューの心境や、今後の展望を聞いた。

  ◇  ◇

 悔し涙をバネに、フレッシュ7人組がデビューにたどり着いた。

 キドフェノは「iCON Z」の第一章では脱落したが、敗者復活の第二章でパフォーマンスを磨き、デビュー。遠藤翼空(19)は「1年半かけてオーディションでデビューを勝ち取って、ようやく夢のスタートを切れることで気合が増してます。ここからフェノメノンが広がっていけば。ドキドキしています」と期待を口にする。

 ボーカルやパフォーマーを分けず、7人全員がマイクを握りながら、ダンスも披露するスタイル。グループ名は「世の中に新しい現象を起こす」という意味が込められている。佐藤峻乃介(16)は「エネルギッシュで個性がバラバラなメンバーだけど、僕らは集まれば、化学反応というか“現象”が起こる」とチームを紹介する。

 特にチームに熱い思いを寄せるのが、岡尾琥珀(17)だ。「iCON Z」の第一章で合格し、1月にデビューした「LIL LEAGUE」に実弟・真虎が在籍。「先に弟がデビューが決まって本当に悔しくて全部辞めよう」と1度は投げだそうとしたが、信念を貫いてデビューを勝ち取った。「今はフェノメノンという心強いメンバーがいる。7人を信じれば絶対に追い越せる」と気合十分だ。

 7人が目指すのは「時代のアイコン」だ。リーダーの夫松健介(20)は「僕たちはビジュアルも個性的。何十年後かになっても、ファッション含めて『あの時の最先端を行っていたのは、音楽シーンを引っ張っていたのはフェノメノンだよね』と言われる存在になりたいです。世界で大きなブームを起こしたい」と野望を語る。

 デビュー曲「Wheelie」で歩み出した7人。夫松は「目標に向かって、デビューから全力で突っ走ります。デビュー曲のようにバイクに乗って世界中を駆け回るつもりでいくので、SPINEL KIDSと一緒に夢に近づけたら。全速力で行くので乗り遅れないでくださいね」とアピール。若きパワーを原動力に、世界で“現象”を巻き起こす。

 ◇KID PHENOMENON(キッド・フェノメノン)平均年齢17歳の7人組。メンバー構成は、夫松健介(それまつ・けんすけ=20)、遠藤翼空(えんどう・つばさ=19)、岡尾琥珀(おかお・こはく=17)、川口蒼真(かわぐち・そうま=16)、佐藤峻乃介(さとう・しゅんのすけ=16)、山本光汰(やまもと・こうた=16)、鈴木瑠偉(すずき・るい=15)。ファンネームは「SPINELKIDS(スピネルキッズ)」。

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