山田洋次監督91歳 生家ロケに意欲「生まれた家を映すような」地元・大阪でトーク

 舞台挨拶を行った山田洋次監督(左)と北山雅康
 写真撮影に応じる(左から)長内繁樹豊中市長、山田洋次監督、北山雅康
 地元・豊中市の観客へスピーチした山田洋次監督(右)
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 映画監督の山田洋次氏(91)が24日、名誉市民を務める地元・大阪府豊中市内で行われた映画「こんにちは、母さん」(9月1日公開)の先行上映会舞台あいさつに、出演俳優の北山雅康(56)と登壇した。

 今作が監督人生の90作目。次作の予定は「終わったばかりですから、あまりそういうことは考えません」としつつも、「こんな画を作りたい」と常に複数のアイデアを持っているといい「できたら作りたいという気持ちがないわけではないですけど、いつか僕にも限界が来るでしょうから、今『こんなものを作りたい』とは言いません」と語った。

 地元での凱旋(がいせん)イベントだけに、司会者から「次回、ぜひ豊中市でロケをしてほしい」と期待される場面も。山田監督は「生まれも育ちも豊中。僕が生まれた家が今でも残ってるんです。だから、あの家を映すようなロケーションができたらいい」と意欲を示していた。

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