リンゴ・スター ポール・マッカートニーも参加のニューEPを10・13発売

 元ビートルズのリンゴ・スター(83)が、新しい4曲入りアルバム「リワインド・フォワード」を10月13日にリリースすることが24日、発表された。2021年の「Zoom In」、「チェンジ・ザ・ワールド」、昨年の「EP3」に続く新作となる。

 収録曲のほとんどはロサンゼルスの自宅スタジオでレコーディング。「フィーリング・ザ・サンライト」は主に英国でレコーディングされた。参加メンバーはビートルズの盟友ポール・マッカートニーをはじめ、ブルース・シンガー、スティーヴ・ルカサー、ジョー・ウィリアムズ、ジョー・ウォルシュ、ベンモント・テンチ、マイク・キャンベル、スティーヴ・デュダス、ランス・モリソン、マット・ビソネット、トーランス・クライン、ウェストン・ウィルソン、キップ・レノン、マーキー・レノンら。

 リンゴは新作について、次のようにコメントしている。

 「“リワインド・フォワード”(前へ巻き戻す)っていうのは、僕が唐突に口にしたフレーズなんだ。“ハード・デイズ・ナイト”なんかと似たような感じだね。何となく思いついたんだけど、意味はよく分からないよね。自分でもどういうことなのか考えていたんだ。意味を説明するとしたら、“時には、前進するために一度後退しなきゃならないこともある”っていうことかな」

 タイトル曲「リワインド・フォワード」はこれまでも共作してきたエンジニアのブルース・シュガーとの共作。リンゴのオールスターバンドのメンバーでもあるTOTOのルカサーと、ルカサーとTOTOで組んでいるジョー・ウィリアムズはオープニング曲「シャドウズ・オンザ・ウォール」を作曲した。

 「フィーリング・ザ・サンライト」はポール、最終曲「ミス・ジーン」はハートブレイカーズのベンモント・テンチとマイク・キャンベルが作曲している。「ミス・ジーン」はテンチとキャンベルの呼びかけで、オールスターバンドに在籍していたことのある元モット・ザ・フープルのイアン・ハンターも協力している。

 デジタル、CD、10インチアナログ、UNIVERSAL MUSIC STORE限定カセットの4形態で発売され、タイトル・トラック「リワインド・フォワード」は25日から配信予定だ。

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